トップ 実績・活動報告 【セミナー報告】アメリカ州立大学における入学審査の舞台裏

実績・活動報告

2012.08.13

【セミナー報告】アメリカ州立大学における入学審査の舞台裏

Clip to Evernote    Check  このエントリーをはてなブックマークに追加 

7月19日、『アメリカ州立大学における入学審査の舞台裏』と題して、ウエスタンミシガン大学日本事務局の阿部仁氏によるセミナーを開催しました。
阿部氏は長年、ウエスタンミシガン大学の留学生課で留学生の入学審査に携わって来られたので、セミナー参加者も興味津々で聞き入っていました。

日米の入学審査で根本的に異なるのが、日本の入学審査(入試)が「落とす」ことを基本としているのに対して、アメリカの入学審査は「入れるものは拒まず」を基本としていることです。
学部の審査については、数千通の入学審査を数人の審査官が行っているという事情もあって、一人の出願者にかける時間が数分ということもあるそうです。
ということは審査官が審査しやすい書類を作成することも重要となってきます。

入学審査で最も重要なのはGPAですが、では、GPAが基準に達していなければどうしたらいいのでしょうか?それについてもいくつかのアドバイスがありました。
それは、主要5科目だけでGPAを算出してみてクリアしていればそれを訴える、高校1年次は成績が悪くても3年次で好転していればその伸びを訴える、など。
入学審査官は数字以外の部分も考慮して審査しているのだそうです。
このあたりは留学カウンセラーの腕の見せどころです。

第二学位(second bachelor)の入学審査では、入学審査官は編入可能な単位数の審査に時間を費やします。
40〜50単位を現地大学で取得する必要があり、すでに卒業単位の4分の3以上を取得している人は編入不可。
同じ専攻での編入が難しかったり、修士課程への入学を勧められるのはそのような理由からです。

大学院の入学審査は留学生課の入学審査官が第一次審査をした後に各大学院の入学審査委員会が最終決定します。
合格/不合格ラインにいる場合は、マイノリティを増やしたいからという理由で下位の出願者のほうが合格したり、各大学院の意向も反映されるそうです。

その他、大学院のMBA専攻とカウンセリング専攻の審査のプロセスの違い、大学院入学の時に卒業大学のレベル差をどこまで考慮するか、など幅広い話がされました。

実績・活動報告一覧 ›