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2016.11.26

【勉強会報告】留学事業者は全員必要!『旅行業法』の基礎セミナー

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今回のセミナーは、長年、留学・語学研修等協議会(CIEL)会長を務め、 旅行業法に詳しい、株式会社JTBコーポレートセールスの鶴田雄次郎氏をお招き して「旅行業法」をテーマにレクチャーいただきました。
複雑な「旅行業法」を、留学業務に携わる方の観点から、分かりやすく解説 いただきました。

具体的なセミナー内容は下記のとおりです。
1.旅行業の特徴
2.旅行業契約とは
3.関連法令(公正競争規約、個人情報保護法、消費者契約法)
4.質疑応答

まず最初に、そもそも「旅行業登録が必要な行為は何か?」を、実際の留学業務の 具体例を挙げながら、どのような行為をするときに旅行業法が必要か、また、 その際に会社としての責任範囲についてはどうか?さらに旅行タイプ(企画旅行、 手配旅行)別に適用される責任についてわかり易く解説いただきました。

次に、よく耳にする、第1種、第2種、第3種、地域限定など旅行業登録の種類に ついての解説と、それぞれ種類別の業務範囲、および留学パンフレット掲載の際に 知っておきたい募集型企画旅行と受注型企画旅行の違いと区別の仕方。
そして現地でのプログラムの重要な変更に伴う旅程保証制度についてや、 事故で生じた身体や手荷物の損害に関わる補償金、見舞金など特別補償規定などを わかり易くレクチャーいただきました。
そして最後に、「パンフレット表示の留意点」などの関連法令について細かく 実例を織り交ぜながらご説明いただきました。

セミナー最後の質疑応答では、いくつか参加者からの面白い質問が寄せられました。
・海外のプログラム(現地の学校と契約書を結ぶ場合)の手配が、現地に行ったら 充分になされていない場合の国内エージェントの責任範囲についてはどうか?
・パンフレット表示のルールは、自社のホームページには適用されるか否か?
・本日のセミナー内容を踏まえ、生徒にオススメできる安全な留学エージェントの 選ぶポイントは?(大学関係者からのご質問)

など、それぞれのご質問に対して、実に明快にわかりやすくお答えいただきました。 今回の内容は、「うちは留学生の支援のみであり旅行会社ではないから、そんな 知識までは知らなくていい!」では済まされない重要な内容ばかりでした。
私たちが普段の業務の中で、想定外のことが起こりうる海外プログラムと関わる 以上は、知っていただきたい内容ばかりでしたので、また機会があれば開催したい と思います。
今回ご参加いただけなかった方にはぜひご参加されることをお勧めしたいと思います。

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