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2022.10.23

【セミナー報告】セミナー/勉強会「留学カウンセラーの抱える悩みとその対峙方法」

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10月19日(水)に「留学カウンセラーが抱える悩みとその対峙法」セミナーを開催しました。第一部に、阿部仁氏 (一橋大学准教授・国際教育交流センター長)と藤延芳子氏(JACSAC会長)のお二人によるパネルディスカッション、第二部に参加者全員とファシリテーター(阿部氏、藤延氏、株式会社留学ソムリエ代表取締役、大川彰一氏)による分科会でのディスカッションという構成でお届けしました。

第一部では、事前に参加者からお寄せいただいた次の(1)から(3)のテーマに関する悩みが紹介されました。阿部氏と藤延氏はご自身のこれまでの留学カウンセラーとしての経験談を交えながらそれぞれの悩みに向き合いアドバイスしていきました。

(1)「留学カウンセラーとして今後どうキャリアを構築していくか」

《悩みの例》
・年々広がっていく留学希望者との年齢のギャップを感じてきた
・大学組織の中で「職員」として留学に携わる上で教員組織との役割分担が難しい

《講師コメント》
藤延氏:同じような悩みを持つ知人の話を例に挙げ、このような悩みを抱える留学カウンセラーはとても多いことに言及

阿部氏:自身も年々学生との年齢のギャップは広がるが、アドバイスの上では人生経験があるぶん、学生側の気持ちも理解できる。その先の立場で話をすることもできるのでむしろプラスなことではないか。組織の中では階層が存在するが、一丸となってタックルして留学をサポートするという気持ちが大切なのではないか、そういった意味でプラスにマインドを変えていくことが必要。

(2)「留学カウンセラー自身のスキルアップの課題」

《悩みの例》
・自分が留学した国以外の留学事情は実体験として伝えられない
・これから留学カウンセラー以外の知識や情報も必要かどうか
・他のカウンセラーとの差別化を図るには

《講師コメント》
藤延氏:留学カウンセラーの役割は答えを見つけることばかりではない。情報をもとに方向性を示し、プランとして組み立ててあげる支援ができる存在だと言及。留学したことがない国であっても日ごろからその国のことを学んだり、その国に留学した人の経験をたくさん聞いて仮体験を作ったりすることがスキルアップにつながるのでは。

阿部氏:帰国留学者から話を聞くという仕組みをつくることも望ましい。スポーツなど何か自身の好きなエリア、得意分野、専門分野でカウンセリングしていくことが一番の強みになる。

(3)「クレーム等に起因するメンタルヘルス」

《悩みの例》
どんな業界においてもクレームはつきものとはいえ、留学業界においてもいつクレームになるかもしれないという強迫観念に縛られてしまう。

《講師コメント》
藤延氏:たとえ100点満点の仕事をしていてもクレームは発生するものだと共感しつつも、そのトラブルをどう解決するかが留学カウンセラーの醍醐味でもある。クレームは必ず解決するもの、解決した後はファンになってくれることもある、辛かったら忘れればいい、とマイナスをプラスに変える方向性を示した。

阿部氏:モンスターのようなわがままなクライアントに悩むカウンセラーに対して、パートナーシップを組むような視点を持っていない人とはどこかで一線を引く必要がある。さらに、トラブルが起こることは大前提で、留学にはリスクがあることを親に理解してもらうことが大切。留学はトラブルを買いに行くようなものだが、人間として成長するチャンスでもある。学生も私たちもトラブルが起きた時、責任のなすりつけ合いをせず一緒に乗り越えるパートナーであるべき。

第二部での分科会は、第一部で取り上げた3つのテーマから、「キャリア」を阿部氏、「スキルアップ」を大川氏、「メンタルヘルス」を藤延氏がそれぞれ担当し、さらに深堀したディスカッションが行われました。

セミナーを終えた参加者からは「留学カウンセラーは様々なバックグラウンドを持ち、またそれぞれ悩みを抱えながら活動しているのだなと改めて感じた」「留学カウンセラーレベルになると『ライバル」というよりは同士というような感じで情報共有もできるかもしれないと感じた』などの感想をいただきました。参加者が少なかったことは残念でしたが、アンケート結果での満足度は非常に高く、視聴者参加型の勉強会開催への期待の声も寄せられました。

▼セミナー概要▼

今回のセミナーは『視聴者参加型』のスタイルでお送りします!

テーマは留学カウンセラーの抱える『悩み』です。留学カウンセラーとしてのリアルな悩みを皆さまからあらかじめお聞きし、それにどう対峙していくかを検討していく機会にしていきます。

一口で『留学カウンセラー』といっても、立場によってその業務内容は様々です。大学教員や国際交流課職員、民間留学エージェントでのカウンセラーのほか、公的機関、海外教育機関スタッフ、グローバル教育関連、語学教育関連、グローバル採用や人事などのHR分野、マーケター、経営者など、多くの留学カウンセラーが存在します。

共通するのは「人々の成長を支援するプロフェッショナル」であること。

しかし、留学カウンセリング業務を遂行する中でさまざまな悩みやジレンマにぶつかることもあるでしょう。また、留学希望者との対話を通して、あるいは留学ニーズを収集する過程で、自分自身の生き方や仕事観と向き合う場面もあるでしょう。

今回のセミナーは二部構成でお送りします。一部は講師によるパネルディスカッション、二部は小グループに分かれての視聴者参加型ディスカッションです。

1部の講師としてご登壇頂くのは次のお2人です。

・藤延芳子氏(日本認定留学カウンセラー協会会長)
・阿部仁氏(一橋大学准教授・国際教育交流センター長)

藤延会長には長年の留学カウンセラーキャリアを通して、阿部准教授には大学における留学関連キャリアについて、その豊富なご経験から視聴者の悩みへのアドバイスのほか、ご自身が通過してきた悩みについても語っていただきます。

日頃は留学希望者の悩みに熱心に寄り添っている皆さまが、この日ばかりはご自身について考える機会となるのではないでしょうか。ぜひご参加ください!

■日程
2022年10月19日(水)
17:00-18:30

■形式
オンライン

■講師
藤延芳子(日本認定留学カウンセラー協会会長)
阿部仁(一橋大学国際教育交流センター長、准教授)

■全体ファシリテーター
若松千枝加(株式会社ウィッシュ・ウッド代表取締役)

■分科会ファシリテーター
藤延芳子(日本認定留学カウンセラー協会会長)
阿部仁(一橋大学国際教育交流センター長、准教授)
星野達彦(JAOS事務局長、日本認定留学カウンセラー協会代表幹事)
大川彰一(株式会社留学ソムリエ代表取締役)

■セミナー内容

《1部》
パネルトーク(17:00-17:35)35分
・あらかじめ募集した留学カウンセラーの声を紹介
・講師の見解と考察
・講師の経験を交えた対峙方法

《2部》
小グループ・ディスカッション(17:40-18:10)30分
・5つ(予定)のテーマを持った分科会ルームにてファシリテータが待機します
・お好きなルームにオンラインで参加してください。
・15分ずつ、2つの分科会ルームに参加いただけます。
・テーマは皆さまのご意見を集約したのち、JACSACで設定いたします。
・仮名/アバター(顔出しなし)でも参加可能です。

《まとめ》
共有と考察(18:10-18:25)※18:30終了予定
各グループのファシリテータよりディスカッション模様を全体に共有

■定員
40人

■参加費
無料

■対象
JACSAC会員を含むどなたでも。会員以外でもこのテーマに興味のあるすべての方にご参加頂けます。

■申込ページ
https://forms.gle/VP8rAGewBsMqc3t18

※このセミナーは終了しています。

■申込締切
2022年10月17日(月)

※定員になり次第締め切りとなります。

※JACSAC主催セミナーには秘匿性の高い内容を含む場合があるため、視聴は当日のみとさせていただき、録画による後日視聴は実施しない方針で運営しております。あらかじめご了承ください。

※講師・ファシリテータは予告なく変更になる場合があります。

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