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2021.08.25

【セミナー報告】オンラインセミナー:コロナ禍における 日本の大学の留学プログラムの 現状と取り組み

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8月19日(木)にZoomオンラインセミナー「コロナ禍における 日本の大学の留学プログラムの 現状と取り組み」を開催しました。

新型コロナウイルスの感染拡大から約1年半が経った現在、外務省の海外安全情報では海外渡航は多くの国がレベル3(渡航中止勧告)またはレベル2(不要不急の渡航中止推奨)の状態で、渡航は推奨されていません。個人留学は可能なものの、大学間の交換留学や派遣留学はなかなかめどが立っていない、というのが現状です。

そこで今回は、一橋大学准教授で国際交流センター所長の阿部仁先生と山梨大学副学長で国際交流センター長および国際部長の茅暁陽先生にパネリストとしてご登壇いただきました。

一橋大学では「バーチャル留学」は派遣・受入ともに原則認めず、その代わりに「国際オンライン科目」として協定大学の授業を一定の条件下で履修できる制度を新たに策定。

また、原則、感染危機レベル2以上の地域への派遣留学は行わないという全学ガイドラインに基づきつつ、長期派遣留学はワクチン接種者に限り渡航可能な国への留学を妨げない、短期留学は受入国の水際対策や感染状況をもとに運営する教員が直接判断するなど、留学プログラムの実施可否判断は開催主体の判断にゆだねるという方針を立て、これまでの派遣留学の運営を大きく変化させた経緯を述べました。

さらに留学できない学生が直面する課題について分析し、留学がどうなるかわからないといったもどかしい状況を肯定的にとらえ、今後の自身のキャリアや人生を中長期的に考えることができるようにReflecting on Interrupted Student Exchange (R.I.S.E)というワークショップを立ち上げ学生のフォローアップに努めている現状、また、派遣留学オペレーションを「常にアクセルとブレーキを交互に踏むイメージ」だと表現しました。

次に、山梨大学は、派遣を中止せざるを得ない中でのアドバイザーによる個別相談や英語自律学習ポイントシステムの構築、さらにはオンラインプログラムにも独自の奨学金を新たに設けるなど、学内での学生目線の積極的な取り組みをたくさん紹介。その中で、オンラインプログラムの参加者が集まらない現状を述べ、学生のオンライン疲れを指摘する場面もありました。

また、交換留学については、危機管理マニュアルの規程改正をすることなく規程文の解釈を活かし、今後はリスクを承知させた上で派遣希望者の保護者自身を面接し、保護者の同意書を提出させることで交換留学を認めるという方針を立てたことを伝えました。

実施後のアンケートでは、交換留学派遣可否の判断やオンライン留学の活用というコロナ禍における関心事項について個別大学の事例を共有させていただき大変参考になった、コロナ禍での対応は難しい点がいろいろあるが具体的な話を聞けた、立場の異なる大学のリアルな実情が大変参考になった、大学によって判断や重要視するポイントなどが異なることがよく分かった、などたくさんの声をいただきました。

今回多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。

↓以下、開催概要

コロナ禍の日本の大学の留学プログラム現状と取り組み.png

新型コロナウイルスの感染拡大から1年半を経て多くの国でワクチン接種が普及してきました。

空港での検査や自己隔離など条件や制限はあるものの、渡航可能な国は増えています。

しかし、外務省の海外安全情報では海外渡航は多くの国がレベル3(渡航中止勧告)またはレベル2(不要不急の渡航中止奨励)の状態で、渡航は奨励されていません。

個人留学は可能なものの、大学間の交換留学/派遣留学はなかなか目途がたっていません。

このような中で、日本の大学の留学プログラム(送り出し/受け入れ)の現状と取り組みについて二人のパネリストから語っていただきます。

大学の留学プログラム担当者で他大学の現状を知りたい方、大学の留学プログラムを請け負っている留学エージェントのカウンセラーなどにお勧めしたいセミナーです。

多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

■主催 
日本認定留学カウンセラー協会(JACSAC) 

■日時
2021年8月19日(木)
17時-18時

■方法
オンライン(Zoom)にて

■参加費
無料

■参加対象者
JACSAC会員
(大学ご関係者、留学カウンセラー、高校ご関係者など)
その他このテーマに興味のある方
※会員以外の方もご参加頂けます。

■内容
・大学の留学プログラムの現状と取り組み(一橋大学)
・大学の留学プログラムの現状と取り組み(山梨大学)
・ディスカッションおよび質疑応答

■パネリスト
阿部仁氏(一橋大学准教授 国際交流センター所長)
茅暁陽氏(山梨大学副学長 国際交流センター長、国際部長)

■ファシリテーター
藤延芳子(日本認定カウンセラー協会会長)

■定員
80名

■申込方法
※終了

■申込締切
2021年8月17日(火)
定員になり次第締め切りとさせていただきます。

※JACSAC主催セミナーには秘匿性の高い内容を含む場合があるため、視聴は当日のみとさせていただき、録画による後日視聴は実施しない方針で運営しております。あらかじめご了承ください。

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